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KomMissiaに参加してきました!

前の投稿 | 2016年5月24日 火曜日 | 読了時間: 4 分 | 次の投稿

先週末、我らKrita開発陣のエースであるDmitry Kazakovが隔年開催されるロシアの漫画フェスであるKomMissia(КомМиссия)に参加してきました。我々としては今回の大賞を「Kritaについてあまりに多くの人が質問してくるから」とデモ用のコンピュータの全てにKritaをインストールしていたWacomのブースの人にあげたいところですね!

以下はDmitryのレポートです。どうぞ!

先週末私は隔年開催されるロシアの漫画フェスKomMissia(КомМиссия)に参加してきました。たくさんの漫画家・絵描き・出版業者が集い、アイデアを交換し、会話したりして一緒に楽しむ実にいいイベントです。

今回私が参加した主な目的は漫画業界の人たちが何を必要としているか、グラフィックアプリケーションにどのようなツールを求めているかを調査するためでした。今回のKickstarter 2016の目標の一つは漫画製作者のためのテキストツールを作り出すことでしたので、絵描きの人たちが使う手順について有益な情報をたくさん手に入れることができたと思います。

有名な漫画家さん自らによる講座がたくさん行われていました。Dennis Caleroさんの作品の制作工程には非常に強い印象を受けました(残念ながら彼が使っていたのはKritaではありませんでした。単に彼がKritaを知らないだけだったら、将来使ってもらえるかもしれませんね)彼はカスタムブラシを使って全く予想外のやり方でハッチングを行っていました。まず線を一本引いてそこからブラシを作り、「[」と「]」のショートカットを使ってそれぞれの線の大きさを調整しながらそのブラシでハッチングを描き、影を付けていっていました。こういうのを見せられるとやはりそのようなショートカットをKritaにも実装したくなってきます!

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Wacomのブースの人にも会いました。彼らはあの素晴らしくそしてデカいCintiqを何台も展示・実演していました。一番びっくりしたのは私が彼らに「あの展示されてるCintiqがつながってるPCにKritaをインストールしてみるのはどうでしょう?」と聞いたときに「いや、もうあのPCのほとんど全部はKritaがインストール済みだよ」と言われたことです。彼ら曰く、前のイベントでたくさんの人にKritaについて質問されたため、デフォルトでインストールしてしまおうということになったそうです?ですので、このイベントでWacomのブースに行けば、そこでKritaをテストできます!

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画材ショップによる講義もたくさん行われていました。たくさんの絵の具や紙などの画材を試せるようになっていました。私も全部試してみて、新しいKritaのブラシのアイディアをいくつか得ることができました!ふふふ…?

下の写真の絵が水彩絵の具で描いた私の「作品」です?こんな感じのブラシを実装するのもよさそうです…まず普通のブラシで色を塗り、その後特別なツールで「水を塗ったように」ぼかす…絵描きの皆さんにとって非常に便利なツールになるはずです!

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下のものは単なる「アクリル絵の具を試してみた」ではありません、これは色を生み出す拡散反射に関わるクベルカ・ムンク関数の実験です。「レモンイエロー(lemon yellow)」の絵の具は両方の写真で全く同じものですが、その粒子の透明度の差のため、異なる背景色では全く異なる色に見えています!

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このように今回はKritaにどんなブラシやツールを実装しようかというアイデアをたくさん得られました。TwitterVKで私たちをフォローして新機能についての新情報を誰よりも早く手に入れましょう!?

追伸:

イベントより写真と絵(Nikky Artより)

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