Krita Kickstarter 2016本ページはこちらから


Kritaは世界中のアーティストに使われているフリーのオープンソースペイントアプリケーションです。それに素晴らしいテキスト・ベクター機能を実装しましょう!

このプロジェクトについて

我々の2016年の目標

Kritaは無料のオープンソースデジタルペイントアプリケーションで、漫画やイラスト、コンセプトアート、マットペイント等、あらゆる2D画像の制作のためのツールです!

昨年度にKickstarterで投資をしてくださった皆さんのおかげで、高速プレビューとアニメーション製作機能の実装を行うことができました。コードベースを新しいバージョンのQtにアップデートし、Kritaの将来性を守りました。またOS Xを正式サポートのプラットフォームにすべく開発を開始しています。それ以外にもレイヤーパネルやショートカットの設定、Kritaを簡単にインストールできるバイナリそして大きく改良されたユーザーマニュアル等、さらなる改良を行っています。そしてそれは11回にわたった月毎のリリースのほんのさわりに過ぎません!

昨年のKickstarterの追加目標のいくつかはこれから完了する必要はありますが、我々は昨年のKickstarterによって得られた成果に興奮しています。昨年の投資者の皆さんに大きな感謝を。Krita 3.0の最新ベータ版を皆さんもダウンロードして試してみてください!

(あくまでこれらはベータ版です。いくつか修正中のバグがあります。Windows版はZIPファイルを解凍し、binファイルの中のkrita.exeを実行してください。OSXはKrita appバンドルをどこかにドラッグ&ドロップして実行してください。OSXについて、我々はまだキャンバスの問題を修正中ですので、OpenGLを無効にして使った方がいいでしょう)

我々開発陣は皆さんからのフィードバックを集め、Kritaを次のステージにステップアップさせるためには何が必要なのかを考えました。Kritaではいろんなことができますが、皆が一番困っていることは何だろう?おそらくこれが答えなのではないかと思います。すなわち、ベクターグラフィックスとテキストツールです。このプロジェクトを支援することで、我々はこれらの機能を改善し、Kritaをさらに強力にします!

誰もが使えるテキスト機能を

実際既存のテキストツールは上手く働きません。単純作業であれば今のままでも大丈夫ですが、ポスターのレイアウト、漫画、ゲームカードを作るには明らかに力不足です。テキストツールには劇的な改良が必要です。また、ユーザの中には英語を使わない人もいます!

新しいテキストツール―これはモックアップですので、実際のインターフェースは異なったものになるでしょう!

ですので、書誌ツール・段落セクション・セマンティックマークアップ等のオフィスっぽい変な機能を削除するつもりです…その代わりに、アーティストが必要とする機能の開発に焦点を当てます。

  • テキスト操作のための使いやすく簡潔なインターフェースを実装します
  • テキストの枠に吹き出しのようなスタイル効果を追加できるようにする
  • 書字方向を変えられるようにします。これは日本語・中国語のような縦書き言語、ヒンディー語のような複雑な合字を使用する言語、アラビア語のような右横書き言語にとって大きな助けになるでしょう
  • 皆さんのドキュメントを他の言語に簡単に翻訳できるようにします。
  • ベクター曲線パスをテキストを添わせる操作をもっと楽にする
  • テキストを変形マスクで曲げたり歪めたりできるようにします
  • テキストで合字やその他高度な組版を使えるようにする
  • いくつかのフォントの組み合わせからグリフを選択することによりテキストの見た目をもっと自然にします―漫画や身代金要求の脅迫状(?)を作るのに役立つかもしれません!

そしてもちろんまだあります。下のプロジェクトを見てください!
もちろん、テキストはベクターグラフィックスの1種です。ですから、テキストツールを改良するなら、同時にKritaのベクター機能も再設計を行うべきでしょう。いくつかのいい考えもあります。

ベクター機能での作業をもっと素晴らしいものにしましょう!

Kritaは既に多数のベクター図形やテキスト図形を置けるベクターレイヤーをサポートしています。ですが今のところKritaはOpen Document Graphics format (ODG)と呼ばれる、本来オフィスアプリケーション向けに設計されたフォーマットを使用しています。

現在のKritaのベクター機能のワークフローはオフィスユーザーの要求とイラストレーターの要求がちぐはぐに組み合わさったものです…現在でもベクターレイヤーを作成し、そこで素晴らしい作品を作ることは実際可能ではあります。

空飛ぶKDEのマスコットKonqui―全てベクター図形で描かれています

ですが、簡単なことではありません。そして、Kritaで作ったものを例えばInkscapeなどの他のツールで再利用することは不可能です。

新しいベクター図形についてはSVG(Scalable Vector Graphics)規格を使用するつもりです。SVGは印刷からWebまであらゆるところで用いられている一般的なフォーマットです。SVG 2規格はまだ未完成ですが、これが我々のベースラインになる予定です。

実はベクター図形のレンダリングは最初のKickstarterの一部として既に改善が行われています。ですが他にもやることはあります:SVGはODGより高機能であり、我々はエフェクトの範囲とオペレーター及びグラデーションの改良を図ります。

ですが最も重要な箇所は、ベクターツールそれ自体です。ベクター図形の作成には常にフェルト工作みたいな作業を行い、オフィス的な部分とイラスト的な部分の齟齬を体験しなければならなかったのです:我々は一度じっくりと腰を落ち着けてベクターツールの設計を基礎から見直し、ベクターでの作業をできる限り楽しいものにします!

投資報酬

Kritaに投資することで得られる最大の報酬はもちろんKrita自体の発展です!

ですが、今年はちょっと違うことに挑戦しています。昨年はクリエイティブコモンズライセンスの作品をTシャツ・マグカップ等に再利用しました。今年はKritaのコミュニティにいる素晴らしいアーティストの皆さんにコミッションアートの作成で協力してもらうことになりました。作品の宣伝になるだけではなく、アーティストにお金での対価が支払われることになります!

我々は我々が様々な形で再利用する作品に支払う対価とすべく3000ユーロの予算(これはKritaの1か月の開発費と同じぐらいです)を用意しました。作品の利用先は例えばこんな感じです。

  • 様々な色塗りのやり方を解説する彩色チュートリアルパック
  • 作品とそのアーティストによる絵に関する秘訣が載ったデスクカレンダー
  • アーティストについての情報付きのフルカラーアートブック
  • 似顔絵

詳細については右のそれぞれの投資金額での投資報酬を確認してください!そして他にもいくつかの素晴らしくかつ役に立つ投資報酬を準備しています。

追加目標

ですがまだこれだけではありません。2週間で達成可能な楽しい追加目標の時間です。いくつかはそれよりやや大きいプロジェクトです。いつも通り、皆さんが選べるように一覧を用意しています。Kickstarterの最後に15ユーロ以上の支援を行っていただけた皆さんはこの一覧から5つの実装してほしい機能を選択することになります(これは全ての投資者がそれぞれ5票をもらえ、5つまでの追加目標に投票できるということです)

ですが…

皆さんがスクリプト機能を本当に欲しがっていること、今すぐにでも欲しいことは我々もちゃんとわかっています。ですがスクリプト機能はそれなりに大きい開発目標です。テキストツールの改良ほど大きくはないですが、それに近い規模の開発目標です。

そして他にもやりたいことはたくさんありますが、それらは昨年のように2週間に1つのペースで開発していくことは難しい追加目標です。ですので今回はもっと金額の高い追加目標を用意しました。もしこのプロジェクトの目標金額を1500ユーロ超過した場合には1500ユーロかかる追加目標に投票できるようになります。そして目標金額を3000ユーロ超過したら、3000ユーロかかる追加目標にも投票できるようになります。そしてPythonスクリプト機能の追加には…これは非常に大きな追加目標です、ですので我々は10000ユーロがスクリプト機能の追加には必要だと予想しています!

では今回の追加目標です!

1500ユーロ

1. ピボットを中心にした変形

これは昨年のゴール投票で惜しくも選ばれなかったものです。モックアップ実装の作成まで行っていました。ただ、インタラクションデザイナーによる追加作業をまだ必要としています!この機能は、選択中心を中心にした回転だけではなく、拡大縮小も可能にします。さらに追加ボーナスとして、変形ツールを拡張してフリップボタンを追加します。

2. 構図基準線

これも昨年のゴール投票で惜しくも選ばれなかったもので、需要があると理解しています。現在はペンがスナップする補助線があります。この構図基準線は少し違っています。これはよい構図作りを助けるオーバーレイ表示を追加するものです。黄金螺旋も、通常と古典の三分割法といった様々なものを追加します。分割数も編集できるようにし、1ページに複数追加できるようにします。例えばコミックのコマで使えるようにします。さらに、SVG読み込みが追加されたら、SVG画像を線だけ表示して構図ガイドとして読み込めるようにします。例えば、地図でヘクス升目を読み込むといった使い方ができるはずです!

構図及び罫線基準線

3. テクスチャブラシへのグローバルテクスチャの実装

もしグラデーションで描画したい場合には、まずツールバーからグラデーションを選択し、ブラシプリセットの色のソースをグラデーションに切り替えれば、ツールバーで選択したグラデーションで描画することが可能です。テクスチャの場合事態はもっと複雑になります。なぜならテクスチャはツールバーなどから統一して指定できず、各ブラシプリセットの設定から個々にしか指定できないからです。この機能はオプションとしてグローバルで選択されたテクスチャでの描画を可能にするものです。

4. バンドルをよりわかりやすく、もっと使いやすいインターフェースにする

リソースをバンドルにまとめて他の人と共有するのは他のアーティストを助けたり、皆さんの特別なブラシを公開したり、設定を他のシステムに移行させたりする際に非常に便利です。ただすこし利便性に欠けるところがあります。ブラシプリセットをバンドルに追加した際、そのブラシ形状は自動でバンドルに追加はされません。バンドルを編集することもまた現時点では難があります。もし皆さんがこの追加目標を選んでくだされば、改良されたわかりやすいバンドルエディタを実装しましょう!

5. タグをバンドルとしてエクスポート

バンドルを作るのは時々手間になることがあります。タグシステムでこの作業をもっと楽にすることが可能です!バンドルに入れたいものにタグをつけ、そのタグからバンドルを作ります。簡単で手早く、そして便利です!後はコードを書くだけです!

6. 参照画像ドッキングパネル

参照画像ドッキングパネルは素晴らしいアイデアではありましたが、今までその潜在的な可能性を引き出すには時間が足りませんでした。参照画像ドッキングパネルではキャンバスと同じような倍率変更・表示範囲移動・回転機能が必要です。色採取機能も改良が必要ですし、スクロールホイール・グリッド表示・ドロップ&ドラッグ・タグシステム・現在のプロジェクトファイルへの参照画像ドッキングパネルのホームフォルダのデータの保存もあった方がいいでしょう。一つ種明かしをすると、我々はKrita 3.0で既にPSD、KRA、ORA及びEXR画像の参照画像ドッキングパネルでのサポートを追加しています!

7. ベクターレイヤーをマスクとして使用

Kritaでは既にベクター選択が可能ですので、ベクターをマスクとして使えるようにしようというのももっともな話です。これはマスクに更なる正確さと編集力を与えることになるはずであり、SVGへの出力の際、ベクターマスクでクリッピングマスクを使うことも可能になるはずです。

8. SVGのインポートとエクスポート

SVGをベクターレイヤーの内部ファイルフォーマットとして使えたなら、SVGをKritaにインポートしたりKritaの画像をSVGにエクスポートできるようにしようというのもまたもっともな話です。ですがそれは皆さんが思っている以上に複雑なことです!なぜならこの場合ラスターレイヤーも同時に出力する必要があるからです。複製レイヤーと変形マスクはどうするのか…調査が必要です。ですが、興味深いことには違いないでしょう。そして、もしそれはできるようになったら、SVG画像をファイル参照レイヤーに使えるようにするのももっともな話でしょう。

9. 補助線レイヤーの実装

補助線は皆さんの線画を構築するのを補助する本当に便利なやり方です。しかし時々、補助線がとっ散らかってしまうことがあります…補助線をレイヤーに置いておくことができれば、そのレイヤーごとに補助線の有効無効を切り替えられるようになるはずです。補助線レイヤーを特定のグループレイヤーで作業している場合のみに有効にすることさえも可能かもしれません。随分便利になるはずです!漫画のページの枠線を遠近法グリッドで描いてきた人には特にそうでしょう。

10. ベクター図形を補助線に

今のところ、Kritaには直線・楕円・遠近法グリッド・ベジェ曲線等の皆さんの描画の補助を行う補助線が実装されています。ですがもしあらゆるベクター図形の輪郭線を補助線に変換できたら、補助線の柔軟性は飛躍的に向上するはずです。これがこの追加目標が狙うことです!

11. 高さマップを法線マップに変換

特にゲーム制作者に向けた新たなフィルタです!領域のトポロジーを表示するグレースケールの高さマップにこのフィルタを適用すると法線マップが出力されます:そしてその法線マップは皆さんのレンダリング結果を向上させるはずです。

12. LUT焼き込み

KritaではHDRモードでの描画が可能です。白より白く、黒より黒く、明るいより明るく、暗いより暗いもの、そしてその間にあるものを表示・編集することが可能なのです。露出スライダを動かし、結果がどうなるのか見てみましょう。ですが…その画像はEXRかKRAファイルにしか保存できず、実際のレンダリングは他のアプリケーションで一定の露出レベルで行う必要があります。この追加目標ではそれをKritaから行う便利な方法を実装することを狙います。

13. レイヤーの整列

ベクターレイヤー上でベクターオブジェクトの整列は現在でも可能です。ベクタープロジェクトが完了したら整列は簡単になります!一方で、同じような整列機能は通常のレイヤーに対しても便利です。レイヤーグループや、グループ内のレイヤー、レイヤーボックスで選んだレイヤーに対してもです。この機能を柔軟なものにしたいと思っています!

14. レイヤー選択ツール使用時にキャンバス上にレイヤーのツールチップを表示

中身のあるレイヤーの上にカーソルを持っていた時のツールチップ表示で、どのレイヤーを動かそうとしているかを表示します。キャンバス上で中身からレイヤーを選択できる「R」ショートカットにも、ツールチップを追加します。

3000ユーロ

15. よりスムーズなグラデーション

グラデーションを21世紀に相応しいものにします!スクリーン範囲を超えた、太陽のような明るさも描画できるようにします。Kritaの優れた色計算を使って、バンディングの縞模様が見えないスムーズなグラデーションを生成します。コミックを描く人でも、マットペインターでも、すべてのデジタルペインターが恩恵を受けることが出来ます。

16. 数値入力欄での簡単な計算式の使用を可能にする

みんなが数学が得意なわけではありません…暗算などは特にそうです!コンピュータなら大丈夫です。ですので、数値入力欄に簡単な計算式を入力してその結果をその数値として使用できるようにします!

17. ベクター曲線パスをブラシでなぞる

現在もベクター曲線パスをブラシでなぞることはできますが、これは新たなラスターレイヤを追加することになるものです。この追加目標により、ブラシをベクター図形に割り当てた際にはブラシがベクター図形を正しい位置で、リアルタイムになぞるようになるはずです。

18. ベクター図形アウトライナー

全てのベクターレイヤーはベクター・テキスト図形からなる階層構造をもっています。これはレイヤードッキングパネル上には反映されませんが、その階層構造の中でベクター・テキスト図形を選択・消去・コピー・移動・ドラッグ&ドロップしたり、あるいは単に変なものがその中に入っていないか確認したいと思ったことはありませんか?ですので、レイヤードッキングパネルと同様に、我々はベクター図形アウトライナードッキングパネルを実装したいと思っています。

4500ユーロ

19. カリグラフィーツールの劇的な改良

強弱の付いたベクター曲線:Kritaは既に可変幅ベクター曲線のデータとレンダリングをサポートしていますが、特にKritaの美しいラスターブラシエンジンと比べれば、その編集にはもっと改良の余地があります。カリグラフィーツールを改良して皆さんの線画をパワーアップさせましょう。

20. 色ストップを用いたグラデーションエディタ

Kritaは皆さんの思った以上に歴史のあるアプリケーションです…そして昔々、我々はGIMPのグラデーションファイルフォーマットを選択しました。このフォーマットは柔軟性が非常に高いため、我々はこの機能を削除したくないのですが、現在はセグメントベースではなく、ストップベースのグラデーションが主流になってしまっています。そしてKritaはストップベースのグラデーションのレンダリングは問題なくできるのですが、それを自分で作ることはできません。良質な、使いやすいグラデーションエディタを作るのには多くの作業が必要です。このためには本当によい設計と本当によい実装が必要なのです。世界がうらやむようなグラデーションエディタを作りましょう!

21. ページ管理機能

我々は今回アニメーション製作機能を実装しましたが、ネーム製作者やスケッチ製作、漫画製作者及び一つのプロジェクトで複数の画像を取り扱う人にはもう一つ足りないものがあります。すなわち、ページ管理インターフェースです。ページ管理機能では以下のことが可能です:

  • 複数ページのPDFのような連番画像のスケッチブックとしてのインポート
  • スケッチブックのPDFのような複数ページが可能なフォーマットへのエクスポート
  • スケッチブック内の複数の画像に対して一斉に操作(例えば画像の大きさの変更、名前の変更、色フィルタの追加等)を適用
  • スケッチブックの画像の素早い切り替え
  • 例えば高画質版と低画質版の様に一つ以上の画像のページを作ることができる
  • よくあるネームパターンはもちろん、新規画像にもデフォルトのテンプレートを定義できるようにする
  • 外部からの画像をスケッチブックにインポート
  • スケッチブックを一つのものとして簡単に扱えるようにする
  • スケッチブックで簡単に次のページを追加できるようにする

22. 回転・拡大縮小が可能なパターン

パターンは色々な場所で、様々な目的に使用されています。例えば塗りつぶしレイヤーやベクター図形の塗りつぶしなどです。パターンを回転・平行移動・拡大縮小を簡単に行える機能があれば本当に便利になるはずです。これにはベクター図形の作業が完了した後にさえも続く深い階層まで入ってのプログラミングが必要になるでしょう。

23. 音声のインポート

これも皆さんが想像するよりもっと開発が難しい機能であり、音声のインポート機能の追加は些細ななどというものと程遠いものです!タイムラインに音声トラックを、タイムラインに音波を表示する要素を追加し、音声トラックをタイムラインとがっちり統合します。音声ファイルへのリンクもKritaファイル内に保存されますので、継続して作業を行うことができます。

10000ユーロ

24. Pythonスクリプトプラグイン

Pythonはフリーソフト・プロプライエタリソフト問わず使用されるグラフィクスの世界では標準的なスクリプト言語です。あ、Photoshopは例外。あれは…Javascriptです。ですので、KritaにもPythonスクリプト機能を追加したいと思っています!かつて我々はJavascriptベース及び多言語ベースのスクリプト機能を実装しようとしていましたが、そのスクリプト機能のインターフェースを正しく規定することはできていませんでした。

まず、ウィンドウ・ビュー・画像を開く・レイヤーの構成と定義・読み込みと保存にスクリプト機能でアクセスできるようにしたいと思っています。そしてダイアログとドッキングパネルを追加することも可能にしたいと思っています。色選択をPythonを使って実装することも、リソースとバンドルを管理することも可能になるはずです。

今のところ、レイヤーとマスクにピクセルレベルでアクセスできるようにしようとは考えていませんが、レイヤーの一部を保存したり、レイヤーを合成したり、表示非表示のようなレイヤーのプロパティを操作したりすることが可能になるはずです。そしてもし時間があれば…その後にフィルタとジェネレータをスクリプト機能で実装できるようにしようと考えています。

投票

皆さんは投票システムをお気に入りのことと思います。我々も皆さんがKritaの将来に望むことを知れるので投票システムはお気に入りです。今年は、投票システムをよりシンプルかつ効果的にすることを試みています。

やりたい追加目標がたくさんありますが、全ての追加目標をそれぞれ2週間で開発完了するというのは難しいです。その中には達成に数か月かかるものもあります。ですので我々は24個の追加目標を決め(ぜひその全部を開発目標に追加できるようにしましょう!)皆さんが自分の票を自分がいいと思う機能に分配できるようにしました。

表の配分は支援者1人につき5票です!金額が目標を超過し、追加目標の額まで到達したら、皆さんに5票が与えられます。最終的な追加目標の枠が1つでも5票、24個全部を追加できるようになっても5票です。また一つの追加目標に複数回投票することもできます。つまり、自分が本当に欲しい機能に5票全部を投票することも可能ということです。

我々が一つ目の追加目標の金額に到達したら(目標超過金額1500ユーロが基本ラインです)皆さんは1500ユーロかかる追加目標の中からどれにでも投票できます。最終的に目標超過金額が1500ユーロだった際は最も票を集めた追加目標1つが選ばれます。繰り返しになりますが、本当に欲しい機能があれば、その追加目標に自分の手持ちの票全てを使用できます。

2つ目の追加目標の金額に到達したら(目標超過金額3000ユーロが基本ラインです)、1500ユーロかかる追加目標に加えて3000ユーロかかる追加目標に投票できるようになります。最終的に目標超過金額が3000ユーロだった場合、最も票を集めた追加目標が3000ユーロかかる追加目標だったらその追加目標1つだけが選ばれ、最も票を集めた追加目標が1500ユーロの追加目標なら2番目に票を集めた1500ユーロの追加目標も選ばれます。

3つ目の追加目標の金額に到達(目標超過金額4500ユーロ)した際も同様です。4500ユーロかかる追加目標も投票可能目標に追加されます。

そして我々が目標超過金額10000ユーロに到達したら…その時初めて追加目標「Pythonスクリプト機能」に投票できるようになります!これは非常に大きな追加目標です!これは皆さんから強く望まれてきた、そして今も望まれている機能です。しかしスクリプト機能は非常に大きな開発目標であり、ですので金額が非常に高く設定されています!

リスクと挑戦

ソフトウェアの開発の進捗を事前に推測するのは非常に難しいことです。

Qt4からQt5への移植等、大きく難しい変化が起こる場合には特にそうです。Krita 3.0ではKritaのQt5への移植のみが予定されており、Kickstarterで寄付を募った開発目標についてはKrita 3.1で実装する予定でした。

しかし我々は2015年のKrita 3.0時点で既に多数の機能を追加しており、追加目標までもいくつかは実装しています。Krita 3.0が正式リリースされた後は、月毎のリリースでバグ修正と2015年の残りの追加目標も含めた機能追加を行っていきます!

もしこのKickstarterが成功した場合、寄付金が我々の元に到着するのは8月ごろになる予定です。それまでに昨年のKickstarterによる全機能を実装したKrita 3.1をリリースすることを予定しているので、皆さんの寄付による2016年から2017年に開発予定のこれら素晴らしい機能の全てに取り掛かれるように、我々は予定表を空にしています。

我々はこれからも月毎のリリースで開発が終わったものから機能の追加を続けていきます。

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投資報酬

寄付金額1ユーロ以上

寄付ありがとうございます。あなたの支援はKritaをもっとよいものにするために使われます!

配送予定日時:2016年12月2016年

 

寄付金額15ユーロ以上

15ユーロの支援をしてくださった人にはKritaで描かれた作品が描かれた素晴らしいポストカードが送られます。またKritaのクレジットに皆さんの名前が載り、追加目標への投票権が与えられます。

配送予定日時:2016年12月
配達可能地域:世界のどこでも

 

寄付金額25ユーロ以上
30口限定
我々はKritaのロゴ入りのスタイリッシュな黒のトートバックを用意しました。ポストカード、クレジットに載る名誉、Kritaによる作品のステッカーシート、トートバックの中から選ぶことができます(「何も要らない」を選択することも可能です)そして追加目標への投票権も与えられます。配送予定日時:2016年12月
配達可能地域:世界のどこでも

寄付金額25ユーロ以上
75口限定
ポストカード入りのプラスチックの筆箱及びその筆箱に貼る用のKikiとPepper & Carrotのステッカー、Kritaによる作品が描かれたポストカード、皆さんの環境を華やかにするKritaのステッカー一揃い、そしてもっともっとよくなったKritaが投資報酬です!またKritaのクレジットに名前が載り、追加目標への投票の機会が与えられます!配送予定日時:2016年12月
配達可能地域:世界のどこでも

寄付金額25ユーロ以上

12ページそれぞれにKritaによる作品が描かれたデスクカレンダー、USBメモリ、Kikiのマウスパッド、Kritaによる作品が描かれた筆箱、Pepper & Carrotのピンバッジ3個セットから選ぶことができます。そしてもちろんポストカード、クレジットに載る名誉、Kritaの作品が描かれたステッカーシート、大きな進化を遂げた新しいKritaと追加目標への投票権が与えられます。

配送予定日時:2016年12月
配達可能地域:世界のどこでも

 

寄付金額50ユーロ以上

様々なアーティストによる.kraフォーマットでの線画画像が含まれたKritaでの色塗り技術向上についてのチュートリアルパックです。加えて、12ページのデスクカレンダーか、USBメモリのどちらかを手に入れることができます(どちらがいいかは皆さんそれぞれが選んでください)そしてもちろんポストカード、クレジットに載る名誉、Kritaの作品が描かれたステッカーシート、大きな進化を遂げた新しいKritaと追加目標への投票権が与えられます。

配送予定日時:2016年12月
配達可能地域:世界のどこでも

 

寄付金額75ユーロ以上

我々はこのKickstarterで投資報酬にするTシャツに使う作品を募集すべく、一般から作品を公募しました。そのTシャツを手に入れることができます!またデスクカレンダー、USBメモリ、Kikiのマウスパッド、Kritaによる作品が描かれた筆箱、Pepper & Carrotのピンバッジ3個セットから選ぶことができます。そしてもちろんポストカード、クレジットに載る名誉、Kritaの作品が描かれたステッカーシート、大きな進化を遂げた新しいKritaと追加目標への投票権が与えられます。

配送予定日時:2016年12月
配達可能地域:世界のどこでも

 

寄付金額75ユーロ以上

Timothee Giet氏は現在「Kritaでアニメーションを作る」トレーニングコースを製作中です。完成し次第皆さんにそのダウンロードリンクをお送りいたします。またデスクカレンダー、USBメモリ、Kikiのマウスパッド、Kritaによる作品が描かれた筆箱、Pepper & Carrotのピンバッジセットから選ぶことができます。そしてもちろんポストカード、クレジットに載る名誉、Kritaの作品が描かれたステッカーシート、大きな進化を遂げた新しいKritaと追加目標への投票権が与えられます。

配送予定日時:2016年12月
配達可能地域:世界のどこでも

 

寄付金額100ユーロ以上

我々はKritaを使って作れた作品がたくさん入ったピカピカのアートブックを用意しました。また「Kritaでアニメーションを作る」トレーニングコースのダウンロードリンクと彩色チュートリアルパックもお送りします。またデスクカレンダー、USBメモリ、Kikiのマウスパッド、Kritaによる作品が描かれた筆箱、Pepper & Carrotのピンバッチセットから好きなものを選ぶことができます。そしてもちろんポストカード、クレジットに載る名誉、Kritaの作品が描かれたステッカーシート、大きな進化を遂げた新しいKritaと追加目標への投票権が与えられます。

配送予定日時:2016年12月
配達可能地域:世界のどこでも

 

寄付金額125ユーロ以上

デスクカレンダー、USBメモリ、Kikiのマウスパッド、Kritaによる作品が描かれた筆箱、Pepper & Carrotのピンバッチセット、彩色チュートリアルパックを全部差し上げます。そしてもちろんポストカード、クレジットに載る名誉、Kritaの作品が描かれたステッカーシート、大きな進化を遂げた新しいKritaと追加目標への投票権が与えられます。

配送予定日時:2016年12月
配達可能地域:世界のどこでも

 

寄付金額150ユーロ以上
25口限定
今回のキャンペーンに参加してくれたアーティストの一人が皆さんの似顔絵を描きます!また「Kritaでアニメーションを作る」トレーニングコースのダウンロードリンクと彩色チュートリアルパックが送られ、またデスクカレンダー、USBメモリ、Kikiのマウスパッド、Kritaによる作品が描かれた筆箱、Pepper & Carrotのピンバッジ3つのセットから選ぶことができます。そしてもちろんポストカード、クレジットに載る名誉、Kritaの作品が描かれたステッカーシート、大きな進化を遂げた新しいKritaと追加目標への投票権が与えられます。配送予定日時:2016年12月
配達可能地域:世界のどこでも

寄付金額175ユーロ以上

全部入りお徳用パックです。アートブック、デスクカレンダー、USBメモリ、Kikiのマウスパッド、Kritaによる作品が描かれた筆箱、Pepper & Carrotのピンバッチセット、彩色チュートリアルパックと「Kritaでアニメーションを作る」トレーニングコースが入っています。そしてもちろんポストカード、クレジットに載る名誉、Kritaの作品が描かれたステッカーシート、大きな進化を遂げた新しいKritaと追加目標への投票権が与えられます!

配送予定日時:2016年12月
配達可能地域:世界のどこでも

 

寄付金額250ユーロ以上
2口限定
Kritaについて何かもっと知りたいこと、学習したいことはありませんか?Wolthera氏に自分が知りたいことのチュートリアル(これは皆さんだけではなく、公式マニュアルの一部として一般に公開されます)を書いてもらえる権利が与えられます。またピカピカのアートブックと「Kritaでアニメーションを作る」トレーニングコースのダウンロードリンク、彩色チュートリアルパックが送られ、デスクカレンダー、USBメモリ、Kikiのマウスパッド、Kritaによる作品が描かれた筆箱、Pepper & Carrotのピンバッジ3つのセットから選ぶことができます。そしてもちろんポストカード、クレジットに載る名誉、Kritaの作品が描かれたステッカーシート、大きな進化を遂げた新しいKritaと追加目標への投票権が与えられます。配送予定日時:2016年12月
配達可能地域:世界のどこでも

寄付金額500ユーロ以上
5口限定
500ユーロ寄付してくださった皆さんには、自分が最も困っているバグの修正を開発者が試みる権利(1週間で可能ならですが、我々はベストを尽くします!)が与えられます。またピカピカのアートブックと「Kritaでアニメーションを作る」トレーニングコースのダウンロードリンク、彩色チュートリアルパックが送られ、デスクカレンダー、USBメモリ、Kikiのマウスパッド、Kritaによる作品が描かれた筆箱、Pepper & Carrotのピンバッジ3つのセットから選ぶことができます。そしてもちろんポストカード、クレジットに載る名誉、Kritaの作品が描かれたステッカーシート、大きな進化を遂げた新しいKritaと追加目標への投票権が与えられます。配送予定日時:2016年12月

配達可能地域:世界のどこでも

寄付金額1500ユーロ以上
14口限定
追加目標選択可能な金額に到達したかどうかにかかわらず、この投資報酬を選んだ場合には1500ユーロかかる追加目標の中から自分が欲しいものを一つ選んで我々にその開発を行わせることができます!
またピカピカのアートブックと「Kritaでアニメーションを作る」トレーニングコースのダウンロードリンク、彩色チュートリアルパックが送られ、デスクカレンダー、USBメモリ、Kikiのマウスパッド、Kritaによる作品が描かれた筆箱、Pepper & Carrotのピンバッジ3つのセットから選ぶことができます。そしてもちろんポストカード、クレジットに載る名誉、Kritaの作品が描かれたステッカーシート、大きな進化を遂げた新しいKritaと追加目標への投票権が与えられます。配送予定日時:2016年12月
配達可能地域:世界のどこでも

寄付金額3000ユーロ以上
4口限定
追加目標選択可能な金額に到達したかどうかにかかわらず、この投資報酬を選んだ場合には3000ユーロかかる追加目標の中から自分が欲しいものを一つ選んで我々にその開発を行わせることができます!
またピカピカのアートブックと「Kritaでアニメーションを作る」トレーニングコースのダウンロードリンク、彩色チュートリアルパックが送られ、デスクカレンダー、USBメモリ、Kikiのマウスパッド、Kritaによる作品が描かれた筆箱、Pepper & Carrotのピンバッジ3つのセットから選ぶことができます。そしてもちろんポストカード、クレジットに載る名誉、Kritaの作品が描かれたステッカーシート、大きな進化を遂げた新しいKritaと追加目標への投票権が与えられます。配送予定日時:2016年12月
配達可能地域:世界のどこでも

寄付金額4500ユーロ以上
4口限定
追加目標選択可能な金額に到達したかどうかにかかわらず、この投資報酬を選んだ場合には4500ユーロかかる追加目標の中から自分が欲しいものを一つ選んで我々にその開発を行わせることができます!
またピカピカのアートブックと「Kritaでアニメーションを作る」トレーニングコースのダウンロードリンク、彩色チュートリアルパックが送られ、デスクカレンダー、USBメモリ、Kikiのマウスパッド、Kritaによる作品が描かれた筆箱、Pepper & Carrotのピンバッジ3つのセットから選ぶことができます。そしてもちろんポストカード、クレジットに載る名誉、Kritaの作品が描かれたステッカーシート、大きな進化を遂げた新しいKritaと追加目標への投票権が与えられます。配送予定日時:2016年12月
配達可能地域:世界のどこでも