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Kritaのビジョンステートメントアップデート

公開   2017/8/28

2010年、Deventerでの開発スプリントで、KritaチームはPeter Sikkingと共にプロジェクトのビジョンステートメント作りに取り組みました。以前のゴール、KDEのGimp/Photoshopを目指す、ということは私たちが本当にやりたいことを反映していませんでした。Kritaのビジョン作りについての記事は以下です:

ビジョン作りは大変でした。これがその時の結果です。(3パラグラフとして読んで下さい、それぞれ「何であるか」「誰のためのものか」「価値観」に答えるものです):

Krita is a KDE program for sketching and painting, offering an end–to–end solution for creating digital painting files from scratch by masters.

Fields of painting that Krita explicitly supports are concept art, creation of comics and textures for rendering.

Modeled on existing real-world painting materials and workflows, Krita supports creative working by getting out of the way and with a snappy response.

7年が経ち、ビジョンにも更新が必要になりました。アニメーションといった新しい分野のサポートが追加される一方で、実世界の画材とワークフローについては現実化しませんでした。というのも実際のアーティストに話を聞くと、実世界の画材とワークフローであることは重要ではなく、生産性が高いことを気にしていることがわかったからです。というわけで、メーリングリストと毎週のミーティングでの議論を経て、ビジョンを更新しました。:

Krita is a free and open source cross-platform application that offers an end-to-end solution for creating digital art files from scratch. Krita is optimized for frequent, prolonged and focused use.(Kritaは自由でオープンソースなクロスプラットフォームアプリケーションで、0からのデジタルアートファイル製作を最初から最後まで行うソリューションを提供します。Kritaは頻繁で、長期の、集中した使用に対して最適化されています。)

Explicitly supported fields of painting are illustrations, concept art, matte painting, textures, comics and animations.(特にサポートしているペイントの分野は、イラスト、コンセプトアート、マットペイント、テクスチャ、コミックとアニメーションです)

Developed together with users, Krita is an application that supports their actual needs and workflow. Krita supports open standards and interoperates with other applications.(ユーザと共に開発されるKritaは、ユーザの実際のニーズをワークフローをサポートするアプリケーションです。Kritaはオープンな標準と、他のアプリケーションとの相互運用性をサポートします。)

それでは変化した部分を見てみましょう。

KDEの代わりに「自由でオープンソース」という表現になりました。KritaはWindowsとOSXにも広がり、KDEがプライバシーとあなたの作業方法を尊重するフリーソフトウェアであることも知らないユーザも多くいます。「フリーソフトウェア」という表現も考慮しましたが、この「フリーソフトウェア」が「無料ソフトウェア」という意味ではないということを明確にする必要がここではありました。

また「ファイル」については明言しています。ただ、ファイルで何をしたいかについては私たちは興味はありません。例えばKritaからの印刷についてはまったく優先順位はありません。Kritaはアートワーク製作のためのものであって、パブリッシュするためのものではありません。

「マスター向け」という言葉は「頻繁で、長期の、集中した使用」という言葉で置き換えられました。意味は同じです。Kritaを使いこなすには、本当に使っていく必要があります。Kritaはスクリーンショットにお手軽に落書きするようなソフトではありません。ただ「マスター向け」と書くと、初心者アーティストでも使えるのか、と疑問に思う人もでてきました。答えはもちろん「Yes」ですが、数千もの可能性を持つアプリケーションに熟達していく必要はあります。

2番めのパラグラフでは、アニメーションとマットペイントを追加しました。アニメーションは2016年に3回目の導入がされました。明らかに多くの人がやりたいと思っていたことです。マットペイントは私たちのビジョンに含まれていない写真操作に近いものではありますが、新しいアートワーク作成に焦点を当てています。Kritaはそのために使えるのではないかと感じてきました。注意:3D、プロダクトデザイン、ウェディングアルバム作り、ポスターやプリントデザインは含みません。

そして、最後のパラグラフはほぼ完全に書き直されました。実世界の画材をインスピレーションにした、という部分がなくなり、ユーザをインスピレーションにする、というようになりました。Kritaが何をできるか、どのように実行するかについてユーザが指図するようになるということではなく、UXデザインは投票で作ることができるものではありません。それでも、私たちは耳を傾けることはします。ここ数年はどの機能が役に立つと思うかについて投票も受け付けつつ、Krita全体としての方向は私たちが舵取りをしています。私たちはユーザのみなさんが何かを作り上げることができるようなアプリケーションを作りたいのです。「キビキビとした」レスポンスについては取り除きました、それは大いに当たり前だからです。重くて扱いにくく作業の邪魔をするようなアプリケーションを作りたいとは思いません。最後に、私たちは相互運用性と標準についてを大事に思っていて、数え切れないほどの時間をかけているので、それを宣言すべきと思いました。

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