Krita 4.0.1がリリースされました
公開 2018 年 04 月 14 日
KritaチームはKrita4.0.0のバグ修正リリースであるKrita 4.0.1をリリースしました。Krita 4.0.0リリースから50以上のバグを修正しました!修正された問題のリストは以下です。appimageとmacOSビルドで翻訳が再び利用できるようになりました。注意してください:
- 参照画像ドッキングパネルは削除されました。Krita 4.1.0に新しい参照画像ツールが追加されます。作成中のツールはWindowsとLinuxのナイトリービルドでテスト可能です。
- macOSではスクリプト機能は使用できません。ほぼ機能するところまでもっていたところでmacbookが更新で壊れて、すべての作業がなくなってしまいました。G’MicもmacOSでは使用できません。
- ドッキングパネルのロックと折り畳みアイコンは削除されました。多くの人が混乱していたからです。
新しい問題を見つけたときは、報告をする前に、このバグ報告についてのドラフトをまず参照してください。4.0リリースの後、150以上のバグ報告がありましたが、そのほとんどは重複であったり、助けを求めるものや、まったく役に立たないものだったりしました。こうしたものは開発者への大きな負担になります。そして実際にKritaの改善に使う時間を減らしてしまいます。協力をおねがいします!

改善点
Windows
- QSaveFileにパッチを当てて、ネットワーク同期されたフォルダ(dropboxやgoogle drive)での作業を安全になるようにしました
ショートカット
- Photoshopユーザ向けショートカットの重複を修正しました
- ショートカットをアルファベット順にして、変更時のdiffを読みやすくしました
UI
- カテゴリーリストビューの三角を大きくしてわかりやすくしました
- マクロ記録と再生のプラグインを無効にしました
- ドッキングパネルのタイトルバー上のロックと折り畳みボタンを削除しましたBUG:385238 BUG:392235
- ピクセルグリッドが表示されるようになるズーム閾値の初期値を2400%に変更しましたBUG:392161
- パレットドッキングパネルのレイアウトを改善
- パレットビューでのドラッグアンドドロップを無効にしました。スウォッチの移動では実際にはパレットは変更されていませんでしたBUG:392349
- appimage使用時の新規ドキュメントダイアログでの最後に使ったテンプレート選択を修正しましたBUG:391973
- 画像の最上部で補助線を使ったときのキャンバスフリーズを修正しましたBUG:391098
- レイヤー表示状態を変更した時にやり直し履歴をリセットしないようにしましたBUG:390581
- ポップアップパレットの回転サークルを使った後に、パン位置のずれを修正BUG:391921
- ラップアラウンドモードでのハイトマップから法線マップへの変換を修正BUG:392191
テキスト
アニメーション
ファイル処理
- レイヤーチャンネルフラグを保存/読み込みしないように変更(Krita2.9でUIからチャンネルフラグは削除されていました)BUG:392504
- 変形マスクをレンダリング結果として保存する形式での保存を修正BUG:392229
- 読み込みが失敗した時のエラー報告を修正BUG:392413
- ファイルレイヤーを読み込む際のメモリリークを修正
- クローンレイヤーの構成でループを含むKritaファイルの読み込みを修正BUG:384587
- PNG画像を読み込んだ後に表示される待機カーソルを修正BUG:392249
- バンドル読み込みのフィードバックをわかりやすく変更
ベクター関連のバグ
- ベクター選択の作成時のクラッシュを修正BUG:391292
- ベクターのグラデーションフィルストップの不透明度インプットボックスで右クリックした時のクラッシュを修正
- ベクター形状のアスペクト比の設定を修正BUG:391911
- SVG書き出し時に不正な形状があった時のクラッシュを修正BUG:392240
- 表示されないストロークとフィルウィジェットが現在の形状選択をトラッキングしない問題を修正 BUG:391990
ペイントとブラシエンジン
レイヤーとマスク
ダウンロード
Windows
Windowsユーザーの皆さんへ:もしクラッシュする事案に遭遇した場合は、この案内(英語) に従いデバッグシンボルをKritaに追加してください。これによってKritaがクラッシュした原因をログから解析できるようになります。
Linux
(なぜかFirefoxはテキストとして読み込もうとするようです。ダウンロードするにはリンクの右クリックから保存してください) 更新がされると、Ubuntuと派生ディストリビューションではKrita Lime PPAからもKrita 4.0.1をインストールできるようになります。snapの更新については作業中です。
OSX
注意: gmic-qtとPythonプラグインはOSXで利用できません。
ソースコード
md5sum
すべてのダウンロード向け:
キー
Linux appimageとソースのtarボールは署名されています。パブリックキーをhttps経由で取得できます: 0x58b9596c722ea3bd.asc 署名は こちらです (.sigのファイルです)
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