Krita 3.2 ベータ第1版リリース

公開    2017 年 07 月 21 日

Krita 3.2.0の最初のベータをリリースしました! 5月26日にリリースされたKrita 3.1.4と比較して、数多くのバグ修正と、いくつかのとてもクールな新機能があります。最終リリース前にバグ修正をするために、このリリースをテストしてみてください!

既知の不具合

ベータ版なのでバグは存在します。サイズと流量スライダーが使えないというバグが存在しています。これを修正せずに正式リリースを行うことはありませんが、この件については報告の必要はありません。

新機能

  • Krita 3.2はG’Micの作者 によって作成されメンテナンスされているgmic-qtプラグインを使用します。Windows、OSX、多くのLinuxで動作するバイナリビルドはまだ作業中です。このプラグインは古いgmicプラグインを完全に置き換えるものです。
  • RadianのブラシセットをKritaのデフォルトブラシに追加しました。

これらのブラシは絵画的なタッチのある表現に適しています:

  • レイヤーの可視状態やロック状態といった状態を変更する新しいショートカットが追加されました。
  • クローンブラシに様々な修正が行われました
  • バグ報告のために関連するシステム情報をコピーできる新しいダイアログが追加されました
  • 4.0プレアルファビルドのみに存在していたスマートパッチツールを統合しました!

  • ガウシアンブラーフィルタで1000ピクセル以上のカーネルを使用できるようになりました

バグ修正

大きめなバグ修正には以下のものが含まれます:

  • タッチスクリーンに指でペイントする機能が復活しました。設定ダイアログでオンオフが可能です。
  • 「緑のブラシアウトライン」の症状が出ていた場合、これも修正されているはずです。ただすべてのOpenGLシステムで修正が機能するかは保証できません。
  • いくつかのパフォーマンス向上も含まれています
  • ファイルダイアログでのインタラクションも改善されています。開くフォルダの予想、ファイル名の提案、拡張子の使用が改善されているはずです。

もちろん数多くの小さなバグ修正も含まれています。

 

ダウンロード

KDEダウンロードサイトはアップデートされてhttpsをサポートするようになりました。

Windows

Windowsユーザーの皆さんへ:もしクラッシュする事案に遭遇した場合は、この案内(英語)に従いデバッグシンボルをKritaに追加してください。これによってKritaがクラッシュした原因をログから解析できるようになります。

Linux

 

(なぜかFirefoxはテキストとして読み込もうとするようです。ダウンロードするにはリンクの右クリックから保存してください)

Ubuntu App Store向けのsnapイメージは近日中に利用可能になります。 Ubuntuと派生ディストリビューションではKrita Lime PPAを使ってKrita 3.2.0-beta.1をインストールすることも可能になります。

OSX

ソースコード

md5sums

すべてのダウンロード向け:

Key

Linux appimageとソースのtarボールは署名されています。パブリックキーをhttps経由で取得できます:

0x58b9596c722ea3bd.asc 署名は こちら

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