Krita 3.2.0リリース

公開    2017 年 08 月 19 日

予定より遅れてしまいましたが、Krita 3.2.0のリリースです!新しいG’Mic-qtプラグインを統合し、スマートパッチツール、タッチスクリーンでの指でのペイント機能、新しいブラシプリセットと数多くのバグ修正が含まれています。

詳細についてはこちらのリリースノートを参照してください!(英語)。またGDQuestによる3.2.0の紹介動画はこちらです:

注意: gmic-qtプラグインはOSXでは使用できません、WindowsとLinuxAppImage版のKritaはビルド済みのgmic-qtプラグインを同梱するようになりました。ベータ版やリリース候補版ビルドをテストしていたユーザは、設定をリセットする必要があるかもしれません。

リリース候補版ビルドからの変更点:

  • Kritaのウィンドウをモニタ間で移動した時にLUTドッキングパネルをリセットしないように変更
  • LUTドッキングパネルの露光ディスプレイフィルタの初期化を修正
  • パン(表示範囲移動)ツールのアクションを追加
  • 「通常」合成モードのパフォーマンスを30%向上(Daria ScherbatyukさんによるKritaのはじめてのパッチです!)
  • 画像の2個めのビューを作成する時のクラッシュを修正
  • 2個めのウィンドウを作成する時に起こる可能性があるクラッシュを修正
  • gmic-qtプラグインの探索方法を改善: Kritaは実行ファイルと同じ場所を最初に探すようになりました
  • KritaをQt 5.7.1以降でビルドした時のスクロールホイールの挙動を修正
  • RGBA以外の画像にgmic-qtを適用した時のパンニングを修正
  • RGBA以外の画像をgmic-qtで使用した時のチャンネル値スケーリングが正しくなるように修正
  • 複数のKritaインスタンスを許可するデフォルト設定を修正

    ダウンロード

    Windows

    Windowsユーザーの皆さんへ:もしクラッシュする事案に遭遇した場合は、この案内(英語)に従いデバッグシンボルをKritaに追加してください。これによってKritaがクラッシュした原因をログから解析できるようになります。

    Linux

    (なぜかFirefoxはテキストとして読み込もうとするようです。ダウンロードするにはリンクの右クリックから保存してください)

    Ubuntu App Store向けのsnapイメージは近日中に利用可能になります。 Ubuntuと派生ディストリビューションではKrita Lime PPAを使ってKrita 3.2.0をインストールすることも可能になります。

    OSX

    注意: gmic-qtとpdfプラグインはOSXでは利用できません。

    ソースコード

    md5sums

    すべてのダウンロード向け:

    Key

    Linux appimageとソースのtarボールは署名されています。パブリックキーをhttps経由で取得できます::
    0x58b9596c722ea3bd.asc
    。署名はこちら

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