質問への答えが見つかりませんでしたか? マニュアル(英語) を見てみるか、連絡をお願いします。Krita本体の日本語翻訳、Webサイトの翻訳については、Krita掲示板のKrita日本語プロジェクト(Krita Japanization project)のトピックに書きこみをいただければ幸いです。
OSX版はあるんですか?
設定ファイルはどこに保存されているんですか?設定のリセット方法は?
Kritaはどのグラフィックカードをサポートしているんですか?
KritaをWindowsのsandboxie内で使っても大丈夫ですか?
Kritaを起動すると黒いキャンバスが表示されて何も描けません
Kritaがサポートしているタブレットはどれですか?
マルチモニタ環境でタブレット入力のずれが起こります
LinuxのKritaでHuionタブレットを使えるようにするにはどうすればいいですか?
ツールボックスが表示されません
ツールボックスのアイコン表示が大きすぎます
違う設定で上書きしたデフォルトのブラシを復活させる方法は?
ポップアップパレットにお気に入りのブラシを追加する方法は?
我々のKrita開発のビジョンはこのようなものです:
Kritaはお絵描きのためのKDEプログラムであり、デジタルイラストファイルの下書きから完成までの製作を隅々までサポートします。Kritaが明確にサポートする絵画の領域はコンセプトアート、漫画の製作、3DCGのためのテクスチャです。既存の現実世界の画材と作業手順に基づいて設計されており、それらから離れ、軽快な動作で製作作業を支えます。
※我々が「KritaはKDEプログラムです」というのは、Kritaを動かすのにPlasmaデスクトップが必要という意味ではありません。これはKritaというプロジェクトが素晴らしいKDEコミュニティの誇り高い一員であるということ、そしてKDEコミュニティが開発した素晴らしいフレームワークを使用しているということを意味するものです…。KritaはWindows、Gnome、XFCEで利用することができますし、いくらか努力すればOSXでも使用可能なのです。
Kritaには3つのバージョンがあります。タッチデバイス向けのKrita Sketch、デスクトップ環境向けのKrita Desktop、そしてSteamで提供されるKrita Geminiです。
はい。Krita財団は開発基金や、スポンサーの受け入れ、コンサルティング、専任開発契約などを通じたKritaのサポートサービスを用意しています。
Kritaを始める一番いい方法はRamon Miranda氏によるMuses training DVDを手に入れることでしょう!プロのアーティストによる5時間近くのインストラクションでたったの€ 32,50です。購入してKrita財団の支援をよろしくお願いします。(注:MusesトレーニングDVDはスペイン語音声、英語字幕付きです。)
KikiはTyson Tanさんにデザインされた、Kritaのマスコットキャラで、リスです。リスを選んだのは、アルバニア語ではKritaがリスを意味すると知ったからです。
KritaはKOffice内のKImageShopとしてはじまりました。これはKOfficeライブラリから本来我々が自分で開発する必要のあったもの、例えばフィルタ操作や非常にスマートなテキストツールなどを無償で手に入れられたからです。現在の安定版のKritaの2.9バージョンはまだcalligraのgitレポジトリにありますが、Krita 3.0からのKritaは独自のリポジトリで開発されています。
我々はMac Miniを一台を手に入れ、OSX版Kritaの可能性を探っています。注:ブラシエンジンの半分がなく、Kritaは1GBしかメモリを認識できないほか、バグも多くなっています。
読み込めます、が限界はあります。ブラシエディタの定義済みブラシタブよりブラシを追加ボタンを使うことでABRを読み込むことができます。Adobeはこのファイルフォーマットの詳細を明らかにしていないため、我々は読み込むものを明らかにするにはリバースエンジニアリングに頼らざるを得ず、その機能も基本的なもののみに制限されています
KritaはKDEアプリケーションの一つです―そしてそのことは我々の誇りでもあります!これはKritaの翻訳がKDE翻訳チームによってなされていることを意味しています。
Kritaはバージョン2.9からデフォルトで多言語化が可能になっています。2.8、あるいはそれ以前の頃の様に言語パックをインストールする必要はなくなっていますが、翻訳ファイルの中身をどうしてもチェックしたいという場合はKDE Source Repository Homepageのこちらのページから手に入れることができます。
また、Kritaの日本語化ファイルの翻訳作業は本来のKDEの日本語チームから本サイトで翻訳作業を行っている管理人を中心としたKrita: Japanization sectionへと移行しています(ただしソースコード更新に伴う日本語化ファイルの更新はまだKDEの日本語チームが行っています)。Krita本体の日本語翻訳、Webサイトの翻訳に興味がある方は、Krita掲示板のKrita日本語プロジェクト(Krita Japanization project)のトピックに書きこみをいただければ幸いです。
Kritaがあらゆる言語で使いやすくなるように手助けする方法にはもう一つあり、それは開発チームに加わってKritaの翻訳を困難にするコードの問題を修正するというものです。この場合はKrita開発への参加が必要になることとなります。
Kritaはやはりペンタブレットなしではその機能を十全に発揮させることはできません。KritaはWacom、Huion、その他のuc logicベースのペンタブレットがWindows、Linuxで使用可能です(HuionのLinuxのサポートの詳細については下をご覧ください)。
Kritaは描画及びキャンバスの拡大、回転、表示範囲移動の挙動を早くするのにOpenGLを使用することができます。Nvidia及び最近のIntelのGPUが一番でしょう。ただし自分のOpenGLドライバが最低限でもOpenGL 3.2をサポートしていることは確認しておいてください。AMD/ATIのGPUは、とくにLinuxでプロプライエタリのドライバでは問題が発生することがわかっています。
Kritaは、画像処理能力はありますがまず第一にお絵描きのためのプログラムです。これはKritaがアートスタジオの現実世界のツールのようにコンピュータソフトウェアでお絵描きをしたいと望むクリエーターの皆さんへ向けたソフトウェアであることを意味しています。
もしあらかじめ用意した画像や写真にエフェクトをかけたり、画像を分類したり、画像を見るなどのことを主にするツールを探しているなら、他のソフトウェア(Digikamなど)を使った方が向いているでしょう。もしコラージュや写真の編集、印刷物の製作作業を行いたいなら、おそらくGimpの方がそれには向いています。お絵描きアプリケーションとしての使いやすさと強力な機能こそが常にKritaのこれからの開発でより高い優先性を置かれるポイントです。
もちろん。クラッシュした場合はバックトレースを報告の中に含め、Kritaをクラッシュさせた画像があるなら、その画像をバグ報告に添付してください。もし画像が大きすぎる場合には私にIRC(IRCでの名前は「boud」です)で連絡するか、直接メールで送ってください。bugzillaへの機能追加要望登録は残念ながらあまり役立つとは限りません。我々は既にやるべきことが多くあり、新しい機能を作るためには皆さんともっと深い話をする必要があるのです。ですからそのような話はフォーラムやメーリングリスト、IRCでよろしくお願いします。KDE bug trackerでバグを報告できます。我々はバグ報告には一週間以内に返答するように心がけています。
KDE bugzillaにサインアップするのが面倒だったり、これが本当にバグか自信がない方は、ためらうことはありません、フォーラムやIRCで報告してください。
もちろん。一番いいのはまずKritaを使うこと、楽しむことです!Kritaの使い方を学び他の人にそれを教えてあげましょう。チュートリアルやサンプルファイルを作ったり、作品を作ってKritaが何をできるかを示し、口コミを広げてください。もっと直接的に参画したい場合は、ええっと、私自身もKritaの開発に参加したころにはC++も分かっていませんでしたがどうにかなりました。皆さんだってやれますよ!詳細についてはKritaに参加するの項をご覧ください。
そしてC++をやるのはあんまりという人は―そうですね、マニュアルには誰か手を入れてくれる人が必要ですし、チュートリアルも素敵です。我々はインターフェースに使用する作品をずっと待っています。そして最後に、我々はKritaを使ってくれた皆さんからの作業過程と良かったところ、悪かったところの報告に本当に感謝しているのです。
KritaはKDEコミュニティに属するフリーソフトウェアです。我々はよいツールは全てのアーティストが手に入れられるようにするべきだと信じています。Krita GeminiはValve社のSteamプラットフォームで動き、有償で提供していますが、なおもオープンソースです。
大丈夫です。Kritaで皆さんが作った物はあくまで皆さんの所有物です。皆さんは自分の作品を保持し、望むなら作品にライセンスを与えることもできます。KritaのGPLライセンスはKritaのソースコードに適用されるものです。Kritaはアーティストの皆さん、スタジオでのコンセプトアート、テクスチャ作成、VFX、科学者の皆さんの研究、教育機関での生徒の皆さんそれぞれにあらゆる用途での商用利用が可能です。
もしKritaそのものに手を加え、出来たものを配布したい場合は、皆さんはその改造品を我々と共有しなければなりません。KritaのGNU GPLライセンスは皆さんがそれを行う自由を保障しています。それを禁止することは誰にも絶対にできないのです。
Windowsでは%APPDATA%\krita もしくは %LOCALAPPDATA%\krita
Linuxでは.kde/share/config/kritaまたは.kde4/share/config/krita
Kritaを再インストールした場合も設定ファイルはそのまま残ります。Kritaの設定をリセットする方法は以下の2つがあります。
Krita財団(The Stichting Krita Foundation)はKritaの商標を所有します。
いいえ、それは推奨できません。Sandboxieはリソースのディスクからの呼び出しに割り込むので、Kritaの挙動の不安定化やフリーズを引き起こします。
おそらく今までにGimpやPhotoshopに慣れてきたユーザの質問かと思います。GimpやPhotoshopでは、デフォルトのレイヤーだったり最初のレイヤーである背景レイヤーは、デフォルトではアルファチャンネルを持ちません。これらのアプリケーションでは、消しゴムは背景色を塗る挙動になります。
Kritaでは、すべてのレイヤーはアルファチャンネルを持ちます。そのため、背景色で色を塗りたい場合は、消しゴムではなく、背景色での色塗りをしてください。Gimpでも、新しい画像にアルファチャンネルを追加してから消しゴムツールを使うとチェッカーボードパターンが表示されます。実際には多くのKritaユーザは、最初に新しい空のレイヤーを追加してから(ショートカットはInsertキー)、そのレイヤーにスケッチを始めます。この操作はメモリをほとんど消費しません。空のレイヤー、もしくはデフォルト色のレイヤーは、1ピクセル分のメモリしか消費しないからです。
単純な画像な場合、計算も単純です。幅×高さ×チャンネル数×チャンネルサイズです。(つまり、1000×1000の16bit整数rgba画像の場合は、1000×1000×4×2です)そして、この数字に、レイヤー数+2(画像分と表示分)をかけます。マスクやフィルタレイヤー、クローンレイヤーがあるともっと計算は複雑になります。
扱えません。Kritaはインデックスパレットではなく、実際の色を扱うことを前提にデザインされています。そのためインデックスカラー画像をサポートする計画はありません。ただ、GIFといったいくつかのインデックスカラー画像形式へのエクスポートは可能です。この場合もピクセル値の詳細のコントロールは用意されていません。
これはグラフィックドライバに問題がある場合に起こります。グラフィックドライバの更新、ドライバ提供ベンダーへの不具合報告を試してみてください。ドライバを変えても問題がある場合は、設定 > Kritaを設定 > ディスプレイでOpenGLをオフにしてみてください。既知のケースとしては、IntelのOpenGLドライバのバグがあります。IntelのGPUを使用している場合、ドライバを10.18.14以降のものに更新してください。
LinuxのKritaでHuionタブレットを使えるようにするにはどうすればいいですか?
この情報はHuionのH610向けです。(他の機種でも使えるかもしれませんが、情報提供をお待ちしています)
最初に、Linuxカーネルバージョンが3.13以上の場合、以下のコマンドでバグの多いHuionドライバを取り除いてください:
rmmod hid-huion
ディストリビューションによっては以下のコマンドかもしれません:
modprobe -r hid-huion
それから、機能するカーネルドライバをビルドしてインストールします。
(注意:このドライバがメインラインのカーネルに含まれるようになるまでは、カーネルアップデートがある度にこのステップを繰り返す必要があるかもしれません。)
これでKritaとGimpでこのタブレットが使えるようになったはずです。(悲しいことに、現在のmypaintでは機能しません、GTK3のせいかもしれません…)
しかし、デフォルトではタブレットエリア全体が画面全体にマッピングされるため、モニタによってはタブレット描画領域と違う比率になってしまい、調整したいと思うかもしれません。
その場合、まずxinput-calibratorをインストールする必要があります。 (パッケージマネージャをチェックしてみてください。少し違う名前でリストされているケースもあります。-の代わりに_が真ん中に入っているなど…)
次に、デバイスの名前かIDが必要になるので、以下のコマンドでデバイスのリストを表示させます:
xinput_calibrator --list | grep H610
ここで、同じ名前でIDが違うだけの2つのhuionデバイスが見つかるかもしれません。以下のコマンドでデバイスの値を取得して、どちらが実際のスタイラスタブレット領域に対応しているか見つけ出しましょう:
xinput_calibrator --device 10
(以前のステップで見つかったIDに置き換えてください…)
このコマンドでキャリブレーションウィンドウが開きます。十字をクリックしないで、どれでもいいのでキーを押して中断してください。そうするとデバイスのデフォルト値がコンソールに表示されます。最大値が大きいデバイス (例えば0 40000 0 25000)の方のID番号を使ってください。(私のケースではIDは10でした )
それから、アクティブエリアを画面と同じ比率にするような値を計算します。
上の1920×1080の画面のケースの場合、私はこのように計算しました: 40000*1080/1920=22500
最後にこのキャリブレーション設定を以下のようにコマンドで設定します (TopX BottomX TopY BottomY):
xinput set-prop 10 "Evdev Axis Calibration" 0 40000 0 22500
PSDファイルのテキストはまだサポートされていません。テキストはラスタライズされてペイントレイヤーに変換されます。
Kritaがシステムから間違った画面解像度を受け取っていると、Kritaのキャンバスでタブレット入力カーソルがずれて表示されます。外部モニターが存在し、システム起動後に新たにモニターやタブレットを接続した時などに、こうした問題が起こることがあります。
こうしたケースでは、手動でKritaに正しい画面解像度を設定することで入力のずれを修正できる可能性があります。手順は以下になります。
上部のツールバーの右端のワークスペース選択アイコンから別のワークスペースを選んでレイアウトをリセットする、もしくはKrita 2.9.7以降ではメインメニューの設定>ドッキングパネルからツールボックスの表示をオンにしてみてください。
ツールボックスを右クリックすると、アイコンサイズを変更できます。
設定フォルダのpaintoppresetsフォルダ(例:WindowsではC:\Users\ユーザ名\AppData\Roaming\krita\share\apps\krita\paintoppresets)から、新しく作成されたプリセットを削除してください。
起動が遅い
インストールしているリソースが多い時に起こる可能性があります。使わないバンドルをオフにしてみましょう。
ブラシが遅い
しばらく作業をしていると遅くなる
作業をしていて遅くなったのを感じたら、Krita下部のステータスバーの画像サイズ表示をクリックして、Kritaのメモリ使用量を確認してみてください。メモリが限界に達していて、スワッピングが起こると速度が低下します。メモリ使用量が少ない小さめの画像で作業するようにするか、設定(設定>Kritaを設定>パフォーマンス)でKritaが使用するメモリ量を増やしてみてください。
右クリックで表示されるポップアップパレットにお気に入りのブラシを追加するには、まず追加したいブラシプリセットにタグを割り当てます。タグの割り当ては、ブラシプリセットの右クリックメニューから行えます。ポップアップパレットの右下の設定アイコンで、ポップアップパレットで表示するブラシタグを選択できます。ここで、お気に入りのブラシを含んだタグを選択してください。
Kritaの読み方が厳密に定められてるわけではありません。ただ我々は「クリー・ター」と発音しています(注:これはKritaが「Kri・ta」の二音節単語であるため、それぞれの母音を強調して伸ばした形である。普通に発音すれば「クリタ」となる)。また名前の由来であるスウェーデン語でクレヨンの意の単語「Krita」の発音は/kr’i:ta/、カタカナで表示すると「クリータ」が近くなります。