スキップ

2019年Google Summer of Code参加学生の紹介

前の投稿 | 2019年5月9日 木曜日 | 読了時間: 2 分 | 次の投稿

KritaはKDEの一部として14回目のGoogle Summer of Codeに参加します。4人の学生が様々なプロジェクトに取り組みます。簡単に紹介します:

Sharaf ZamanはKritaのAndroid移植の作業をします。既にいくつかのデバイスで起動できるKrita for Android移植があります。まだ不足しているライブラリがあり、Kritaと依存ライブラリを自動ビルドするスクリプトがありません。プロジェクトの最初のゴールはしっかりと安定して可動するKrita for Androidのビルド方法を確立することです。良い感じのタブレットGUIについては初期段階では開発を行わない見込みです。

Tusooa ZhuはKritaのUndoシステムに大きな変更を行います。最終的にはヒストリーブラシシステムと画像をどのヒストリー状態からも作業を再開できるようなシステムになる見込みです。これは大きく複雑なプロジェクトなので、まずは可能性のリサーチからはじめます。

Kuntal MajumderはKritaのマグネットラッソ選択の実装を行います。かつてマグネットラッソツールは存在していたのですが、2006、2007年のQt4への移植時に壊れてしまいました。再実装を過去にも試みましたがそれは実現しませんでした。今回こそ成功するはずです!

Alberto Eleuterio Flores GuerreroはSVGファイルをブラシエンジンの入力に使えるような拡張を行います。品質ロスなしにスケーリングするアニメーションブラシ先端が実現するでしょう。