Krita 3.2 ベータ第1版リリース
Krita 3.2.0の最初のベータをリリースしました! 5月26日にリリースされたKrita 3.1.4と比較して、数多くのバグ修正と、いくつかのとてもクールな新機能があります。最終リリース前にバグ修正をするために、このリリースをテストしてみてください!
既知の不具合
ベータ版なのでバグは存在します。サイズと流量スライダーが使えないというバグが存在しています。これを修正せずに正式リリースを行うことはありませんが、この件については報告の必要はありません。
新機能
- Krita 3.2はG'Micの作者 によって作成されメンテナンスされているgmic-qtプラグインを使用します。Windows、OSX、多くのLinuxで動作するバイナリビルドはまだ作業中です。このプラグインは古いgmicプラグインを完全に置き換えるものです。
- RadianのブラシセットをKritaのデフォルトブラシに追加しました。
これらのブラシは絵画的なタッチのある表現に適しています:
- レイヤーの可視状態やロック状態といった状態を変更する新しいショートカットが追加されました。
- クローンブラシに様々な修正が行われました
- バグ報告のために関連するシステム情報をコピーできる新しいダイアログが追加されました
- 4.0プレアルファビルドのみに存在していたスマートパッチツールを統合しました!
- ガウシアンブラーフィルタで1000ピクセル以上のカーネルを使用できるようになりました
バグ修正
大きめなバグ修正には以下のものが含まれます:
- タッチスクリーンに指でペイントする機能が復活しました。設定ダイアログでオンオフが可能です。
- 「緑のブラシアウトライン」の症状が出ていた場合、これも修正されているはずです。ただすべてのOpenGLシステムで修正が機能するかは保証できません。
- いくつかのパフォーマンス向上も含まれています
- ファイルダイアログでのインタラクションも改善されています。開くフォルダの予想、ファイル名の提案、拡張子の使用が改善されているはずです。
もちろん数多くの小さなバグ修正も含まれています。
ダウンロード
KDEダウンロードサイトはアップデートされてhttpsをサポートするようになりました。
Windows
Windowsユーザーの皆さんへ:もしクラッシュする事案に遭遇した場合は、この案内(英語)に従いデバッグシンボルをKritaに追加してください。これによってKritaがクラッシュした原因をログから解析できるようになります。
32ビットWindows版: krita-3.2.0-beta.1-x86-setup.exe
32ビットWindows用ポータブル版: krita-3.2.0-beta.1-x86.zip
64ビットWindows版: krita-3.2.0-beta.1-x64-setup.exe
64ビットWindows用ポータブル版: krita-3.2.0-beta.1-x64.zip
ファイルエクスプローラシェル拡張: kritashellex-1.2.3.0-setup.exe
Linux
- 64ビットLinux用AppImage版: krita-3.2.0-beta.1-x86_64.appimage
(なぜかFirefoxはテキストとして読み込もうとするようです。ダウンロードするにはリンクの右クリックから保存してください)
Ubuntu App Store向けのsnapイメージは近日中に利用可能になります。 Ubuntuと派生ディストリビューションではKrita Lime PPAを使ってKrita 3.2.0-beta.1をインストールすることも可能になります。
OSX
- OSXディスクイメージ版: krita-3.2.0-beta.1.dmg
ソースコード
- ソースコード: krita-3.2.0-beta.1.tar.gz
md5sums
すべてのダウンロード向け:
Key
Linux appimageとソースのtarボールは署名されています。パブリックキーをhttps経由で取得できます:
0x58b9596c722ea3bd.asc 署名は こちら。
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