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Kritaを支援する方法:実装してほしい機能を提案する

前の投稿 | 2016年3月30日 水曜日 | 読了時間: 10 分 | 次の投稿

なんちゃらっていうソフトにはかんちゃらってツールがある!Kritaにもそのかんちゃらってツールを実装しなきゃダメだ!

オープンソースのいいところの一つに自分自身の手で機能を追加することができるということがあります。そしてたとえ自分はプログラミングができなくても、自分の作業に必要な機能について開発者に直談判することも可能です。これはオープンソースでない商用ソフトウェアでは不可能なことです!ですが、実際のところしばしばその話し合いはユーザーは素晴らしいアイディアを、プログラマはむずがゆさと煮え切らない気分を抱えたまま物別れに終わってしまいます。

この記事は、まずは他のアーティストと、そして開発者とどのように機能の提案をするか、彼らが最終的に実装に応じてくれるような機能提案を行えばいいかについて特集します。

しばしば我々開発者は機能の提案を読むことが難しい時があり、そして既に我々は_実に_膨大な数のやりたいこと一覧(この記事を書いている段階で、我々自身のやりたいことも含めて600以上あります)を抱え込んでいます。ですので、きちんと書かれた機能提案は我々にとって_非常に_助けになりますし、そのアイディアは我々の印象によく残るでしょう。逆に、なんちゃらってソフトにはあるからかんちゃらっていうツールが欲しい、Kritaもそれを実装すべきだ、というようなものはあまりいい結果を生まないでしょう。

提案を書くのはそれ自体少し芸術表現のようなところがあり、ちゃんとやるのは結構難しいものです!ただ他のソフトにある機能のコピーを要求するだけでは絶対にうまくいかないでしょう。なぜならこのやり方では我々に一番大切なことが伝わっていないからです。

我々が一番知る必要のあることはどのようにその機能を使いたいのかということです。これは最も重要な事です。Kritaの機能は全てその機能が影響するワークフローに関して注意深く考慮されており、どの機能についてもその機能がなぜ有用なのか、正確にはどのように用いられるか我々が理解しない限り我々が着手することはありません。さらに、どのように使われる機能か我々が理解できれば、我々開発者はワークフローをもっと円滑に行えるように他にできることはないか考え始めることができます。

このアプローチでいくつかあげられる良い例は、ポップアップパレットにタグを使えるようにする、3.0で行われるレイヤードッキングパネルのデザイン一新、前後フレームの表示ドッキングパネル、タイムラインドッキングパネル、補助線などがあげられます。

機能の提案は他のアーティストが同調意見を言えるようまずユーザーフォーラムで行うべきです。我々が欲しいのはワークフローについての、ユースケースについてユーザーの皆さんの意見の一致、その後UXを担当する開発者が理解し、デザインを作れるような何かです。設計が固まってしまえば、我々は実装の試みを始め、それに対してテストが必要になってきます。

自分が考えている機能についてのユーザーフォーラムへの投稿を書く際には、以下の一覧を確認しておきましょう

覚えておいてほしいことはKritaの開発陣は非常に忙しいということです。我々はそんな大企業でありません。その殆どが既にKritaのために開いている時間を割きすぎているようなボランティアからなる小さなグループなのです。私たちから時間が欲しいというなら、我々の生活をできる限り楽にできるのはあなたたちしかいないのです!

ですので、そのような機能提案はKritaの助けにはならないでしょう。

以下の様な文章はその機能提案を重要そうな風に見せますが、実のところ非常に役に立たないし時に不作法ともなるものです。

その他に注意しておくといいこと

まとめると、よい機能提案とは

(開発者の一人であるWoltheraさんのフォーラムへの投稿より)