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Kritaをテキストとベクターでの製作のための素晴らしいツールにしよう:2016年度Kickstarter

前の投稿 | 2016年5月9日 月曜日 | 読了時間: 4 分 | 次の投稿

日本語翻訳チームより:Krita 2016 Kickstarter本ページは英語ですので、本サイトにその完全翻訳版を用意しました。そちらを読んでから、Kickstarter本ページに飛び、目的の金額での寄付を行うことをお勧めします。

現在もKrita 3.0を素晴らしいリリースにするため最後のバグ修正を続けている途中ですが、我々は次なるステージへ踏み出します!2016年 Krita Kickstarterキャンペーンです! 昨年度は皆さんの多額の寄付のおかげでKritaのコアへと介入する高速プレビューという形での大きなパフォーマンス向上と素晴らしいアニメーション製作機能の実装を行いました。そして追加目標についてもいくつかが追加され、一部は既にKrita 3.0に実装されており、残りはKrita 3.1を待つ形となります。

今年のKickstarterでは大きな二つの開発目標を掲げます:テキストツール及びベクターレイヤーです。加えて、たくさんの野心的な追加目標が皆さんの投票によって選ばれることになります!

KritaのテキストツールはKOffice、現在のCalligraスイートの他のソフトと共通のものを使用していました。そのためKritaのテキストツールはテキストボックスと書誌、セマンティックマークアップ、表、欄を備えた完全なワードプロセッサーのそれです。ですが組版の制御その他についてはあまり高機能とは言えません…結局Kritaに求められるテキスト機能を満たしているとは言い難いものだったのです!

今こそ我々と共にKritaに素晴らしいテキストツールを実装すべき時です。それはKritaに求めるテキスト機能を十分に満たすものが予定されています。つまり真の組版制御、世界中の様々な言語と文字及びその翻訳へのサポートです。テキストツールは一つに統合され、使いやすくかつユーザーが制御できるものとなり、これからの拡張性も十分に考慮されたものとなります。

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二つ目の開発目標はベクターグラフィックスです。テキストツールもベクターレイヤーでの機能だったため、二つは関連し合った開発目標と言えます。KritaのベクターグラフィックスはOpenDocument Graphicsフォーマットで定義されています。これはオフィススイートには十分ですが、作品を作るには不十分です。既にSVG規格への対応を開始していますが、今こそその仕事を完了させるべき時です!SVGをKritaのコアに導入した後には、ベクターツールそれ自体の使いやすさの改良に着手します。ベクターツールもまたワードプロセッサーやスプレッドシート、プレゼンテーションソフトでの使用を前提として作られており、Kritaで使うには必然的に苦痛を伴う作業を体験する必要がありました。しかしKritaはもはやオフィススイートのアプリケーションではありません。遂に全てのツールをアーティストの必要に合わせて開発できるようになったのです。Kritaでのベクターグラフィックスでの製作を素晴らしいものにしましょう!

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そしてもちろん、今回も小さいものから非常に大きな「Pythonスクリプト機能実装」まで多数の追加目標が用意されています。一覧についてはKickstarterのページをご覧ください!

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Kickstarterプロジェクトで寄付を行う上での楽しみの一つが投資報酬です。Krita Kickstarterにおいては、巨大キャンペーンとは異なりほとんどがそこまで高額の賞品ではありません。ですが我々は今年も特別な投資報酬を用意しています!Kickstarter終了後、我々は世界中のKritaを愛するアーティストたちに依頼して皆さん個々人のために作品を作ってもらえるという投資報酬を用意しています!