スキップ

Krita 3.0.1ベータ版開発ビルド

前の投稿 | 2016年8月24日 水曜日 | 読了時間: 4 分 | 次の投稿

Krita 3.0.1に向け、新しい開発ビルドを作りました。今回修正されたバグの中でも重要なものは以下の通りです。

別のニュースとして、Krita開発チームは今週末オランダのデーフェンテルで実際に会っての会合を開きます。バグを修正し、新しい機能と新しいトレーニングビデオの企画等について話し合うことになります!

Windows

WindowsではKritaはWacom、Huion、Yiynovaのタブレット及びSurface Proシリーズのタブレットをサポートしています。ポータブルZIPファイル版は解凍してショートカットkritaをダブルクリックして起動してください。

Windows版KritaはWindows 7、8、10でテストされています。現在は64ビット版のみです。DrMingwデバッガと一緒に使うことでクラッシュの原因を見つけられるデバッグビルドも用意されています。くわしくはよくある質問の当該項(※英語)をご覧ください。このビルドにはベクトル化による最適化が適用されていないため、通常のビルドより低速である恐れがあります。

Linux

Linuxについてはあらゆる最近のLinuxディストリビューションで動作するはずのAppImage版を提供します。AppImageをダウンロードして、実行可能にして起動してください。インストールは必要ありません。現時点では64ビット版のみです。このappimageは実験的なデスクトップ統合を含んでいます。

また UbuntuのApp Storeからsnap formatでKritaを手に入れることもできます(※NVidiaのプロプライエタリドライバを使っている場合、Ubuntuの制限によりSnap版Kritaは使えません)このバージョンにはKrita自体への翻訳も含まれています。

OSX及びMacOS

OSX版Kritaは3.1でフルサポートが実現される予定です。OSX版Krita 3.0にはまだ高速プレビューと高品質キャンバス表示が実装されていません。また画像のレンダリングの問題もあります―この問題はApple社が OpenGL互換性プロファイルのサポートを自社製品のディスプレイドライバとタッチパッドとタブレットのサポートの配布で打ち切ったことによるもので す。現在Krita開発はこれらの機能のOpenGL 3.0コアプロファイルを使用した再実装を行っています。今のところはOSX版Kritaを何らかの製作作業に使う際はOpenGLを無効にすることを 推奨します。OSX版Kritaは10.9、10.10、10.11で動作し、MacOSでも動くことが報告されています。

ソースコード