10月の開発ニュース: Kritaの新しいリポジトリへの移行
多くの事が進行中です!まず一番大事な話からです。KritaはCalligraのソースコードの一部ではなくなりました。ただしKrita 2.9の開発については引き続きCalligra内で行い、Krita2.9のバグ修正とパフォーマンス向上のリリースをまだ数回行う予定です。実際、Krita3.0が完成するまでKrita2.9の定期リリースは続く見込みです。
一方、Krita 3.0は projects.kde.org/projects/kritaで開発されるようになります。ソースコードのクローン方法は以下です。:
git clone git://anongit.kde.org/krita
そしてプッシュの場合は以下です。
git@git.kde.org:krita
次のステップとして、phabricator、reviewboard、リポビューワー、githubミラー、翻訳システムなどを設定するつもりです。
今現在、Krita 2.9.8のビルド作業を行っていて、リリースを月曜に行えればと思っています。少し遅れてしまったのは、Qt Worldサミットで時間を取られてしまったからです。
Kickstarter
Kickstarterを行った機能のプログラミングは順調に進行しています。パフォーマンス向上のレベルオブディティール機能はほぼ完成して、Ubuntu Linuxユーザは既にKrita Limeリポジトリのkrita-lod-unstableパッケージをインストールすることでテスト可能です。Windowsのパッケージについても作業を行っています。Dmitryは今アニメーション機能の開発を行っています。JouniがGoogle Summer of Codeで行った作業のフォローアップです。大部分はユーザインタフェースの改良と洗練の作業で、それからパフォーマンス最適化のフェーズになると思われます。
Qt5 移植
Krita 3.0、言い換えると、KritaのQt5移植版は、実際にドローイングとスケッチができるところまで来ました。Qt5の開発者、特にShawn RutledgeさんはQtのタブレットサポートの向上に素晴らしい作業をしています、ただ…XCBライブラリに修正が必要なことがあります。つまりLinuxでのタブレットの扱いがまだ完璧ではなく、またWindowsのテストもまだ多くは行われていません。移植によってリグレッションも、小さいバグも、表示の問題も、パフォーマンス問題も起きています…こうしたすべてをこれから数ヶ月修正していく必要があります!